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賭博ファンは世界中にたくさんいる。賭博場であるカジノには、最高に面白いゲームや設備、ホテル、有名レストラン、エンターテイメントなど、あらゆるものが揃っている。世界の数多くの有名カジノが観光客を集めていることは事実だ。と同時に、カジノが禁止されている、あるいは違法とされている国・地域があるのも事実である。それは一体なぜだろうか？もちろん、そこにはいくつかの理由があるので、以下で詳しく見ていこう。
- 道徳上の問題 – ギャンブルには道徳上の問題や精神面の影響があるため、常に議論の対象となっている。
- 依存 – ギャンブルには依存性があり、借金や様々な問題、家庭の崩壊などにつながると今でも考えられている。
- リスク – 法律面での最大の問題として、大きな収益を上げている産業ではあるが問題行動によって深刻なリスクがもたらされることが挙げられる。地域の規制当局は、収益性とギャンブラーの保護とのバランスを常に探っている。
ギャンブルが禁止されている国
日本
日本ではパチンコや競馬、競輪、宝くじなどは禁止されていないが、その他の賭博は禁止されている。しかし最近ではIR法案が可決され、日本でカジノができる日も現実に近づいてきたと言える。オンラインギャンブルに関しては違法とされている。
シンガポール
「Private Lotteries Act」により、許可なく私的な宝くじを行うことは禁止されている。「Common Gaming Houses Act」（普通賭博場法）では公的な宝くじが規制されている。
キプロス
キプロスの場合、端末機器でのスロットなどは許可されている（ただし最大50台まで）。2015年のカジノ法によって、「Melco Cyprus Resort」（2019年完成予定）に限って実店舗でのカードゲームなどが解禁された。
カタール
カタールの賭博禁止法は世界で最も厳しいものの1つ。スポーツベッティングも含め、あらゆる形態のギャンブルが禁止されている。オンラインギャンブルも違法だが、外国のサイトを利用している国民もいるのが現状である。
ポーランド
以前は、実店舗でのギャンブルやオンライン賭博がある程度許可されていたが、EUの多くの国と同様、国家が事業を独占していた。2009年に成立した「Act on Gambling」はたびたび改正され、EUの原則と足並みを揃えている。
カンボジア
あらゆるギャンブルが禁止されている。年に5回実施される宝くじなど、政府が運営するものはOK。
ブルネイ
あらゆる形態のギャンブルを禁止。
アラブ首長国連邦（UAE）
他のイスラム諸国と同様、UAEもギャンブルを厳しく禁止している。ギャンブルをした者は、刑法第414条によって最大2年の懲役刑に処される。
レバノン
オンラインギャンブルは指定されたウェブサイトに限り許可されている。実店舗でのカジノは、ジュニーエにある「Casino du Liban」で楽しむことができる。
